ホラガイから始まる

日々のあれこれをふよふよと書いてます。

諸刃の剣

強い感情を強い言葉でしか伝えられない。

のが、弱みだとは分かってるんですけどね。

 

 

皆さんお久し振りです いしだたみです。

突然ですが、私は言葉を紡ぐのが苦手です。

 

「何言っとんじゃい」

「いやそれは嘘。絶対嘘」

「いしだたみさんってそういう所ありますよね」

 

分かるよ分かる。

そう言いたくなる気持ちはよく分かる。

 

確かに私は言葉数が多いです。「寡黙」という形容詞が当てはまらない人間である事は分かってるし、コイツは人を論破するのが趣味だと思ってる人も多々居る事でしょう。

 

でも、それを扱いきれてるかというと決してそんな事はないです。

むしろ自分の発した言葉に振り回されてしまうという意味で、自分は言葉を紡ぐのが苦手だなあとしみじみ思うわけです。

 

これ伝わる人と伝わらない人が居ると思うんですけど、

・最初は頭で考えて喋ってても ノッてくると口が勝手に喋ってしまう。

・止めようと思っても自分で自分の言葉を止める事ができない。

・頭の中を全部変換しきるまで同じトーン同じテンション同じ圧で喋り続けてしまう。

みたいな所が私にはあります。

 

手に余る大剣を振り回して結局自分を斬っちゃうみたいな感じですかね。全然上手くない例えですね。謝罪。

 

大体そういう時は 解散した後物凄い罪悪感と後悔に襲われます。

 

自分の能力を制御できず街を破壊し尽くしてしまった後の気持ちみたいなものですかね。違いますかね。今日はどうやら頭がファンタジーらしいですね。謝罪。

 

だからね、なるべく喋りたくないなって思うのです。

そういう言葉の使い方は凄く悲しいから。

でも自分はどうやら気を抜くと、そういう使い方をしてしまうらしいから。そういう使い方を、できてしまう人らしいから。

 

もちろん、言葉に助けられた事もいっぱいある。

「お喋りな人」「親しみやすい人」そういうステータスで繋がった縁もある。から、一概に全部嫌い嫌いとは言わない。

 

でも、たまに死ぬ程自分を嫌いになってしまう。この喉を潰してしまえばと思う時がある。

大好きな人達を嫌いたくない。

大好きな言葉達を嫌いたくない。

から、諸刃の剣で勝手に傷付いてる自分自身を嫌ってしまう。

 

上手く黙り合える人と出会って行きたいですよね。こんなに言葉を持て余してしまうくらいなら。

 

そうそう。私、言葉の使い方下手なんですよ。

冗長だし要領を得ないし平気で文脈無視するし自分の言語開発するし。ふにふにって何やねん。

 

だから、誰かを論破する事が趣味 なんてことは全く無いわけです。ただ多分、言葉を使うのが好きなだけなんだと思うのです。なのに上手く扱いきれないね。未熟だね。ゴメンね。

 

 

きっと 深夜だからこんな事を考えてる。

朝になればもっと普通に清々しい目覚めを迎える。

早く寝よう。今日の後悔なんて忘れて。

いや 忘れる事はきっと無理だから 抱えて。